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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2010年02月17日

石巻の2女性刺殺

 石巻市清水町1、南部かつみさん(46)方で長女美沙さん(20)ら2人が刺殺され、次女(18)が連れ去られた事件で、次女の元交際相手で同市の解体工の少年(18)=未成年者略取と監禁容疑で逮捕=が、09年4月に30代の母親に殴るけるの暴行を加え、今回の事件時は保護観察中だったことが分かった。

 県警や周辺住民によると、元交際相手の少年は市内のアパートで母親と同居したり家出したりを繰り返していた。09年4月、アパートの階段で母親に殴るけるの暴行を加え、肋骨(ろっこつ)を折るなど全治約4週間の重傷を負わせた。石巻署も事件を把握しており、少年は同署に「生活態度をたしなめられて腹が立った」と供述したという。

 少年は次女にも殴ったり火のついたたばこを体に押し付けるなどの暴行を加え、金を奪っていたとみられる。

 県警は刺殺事件でも少年がかかわったとみて調べる方針。少年は、次女との交際に反対していた美沙さんに恨みを募らせて殺害したとみて追及する。

 県は15日、次女が元交際相手の少年(18)=未成年者略取、監禁容疑で逮捕=からの暴力を避けるため、県女性相談センターに入所した状況などを明らかにした。ドメスティックバイオレンス(DV)への関係機関の対応が問題になる中、村井嘉浩知事はこの日の会見で「被害が出ていたにもかかわらず県も県警も無視をしていたわけではない。真摯(しんし)に相談にのっていたことは間違いない」と理解を求めた。

 県子ども家庭課などによると、次女は09年2月5日、石巻署から連絡を受けた石巻市を通じて相談センターに入所。5日後の10日に少年と復縁したとして「退所したい」との意向を示し退所した。事件が発生した今月10日にも少年らの逮捕後、同署からの依頼で再び相談センターに入所し、翌日に退所した。

 村井知事は「このような事件が起こらないよう県警とどのような協力体制ができるかを考えていきたい」と述べた。



[毎日新聞ニュース]より


 警察の対応が問題となりますが、何とかできなかったのかという疑問は残ります。でも、決して手を抜いていたと言うことではないと思います。問題は、こういった事件を起こした少年の育った環境が問われると思います。家庭の事情も複雑だった可能性もあるのではないでしょうか?
  


Posted by soss at 08:27