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2010年03月08日

ベガルタ仙台:白星発進に大歓声

 サッカーJ1・ベガルタ仙台は6日、アウェーのヤマハスタジアム(静岡県磐田市)でジュビロ磐田と戦い、1-0で勝利した。J1復帰の開幕戦を白星で飾る好発進。磐田とは08年12月の入れ替え戦第2戦で1-2で惜敗し、J1昇格を阻止された。仙台は因縁のチームを相手に序盤から果敢に攻撃し、2年越しの雪辱を果たした。「7季ぶりのJ1を白星から発進することができたのが何よりも良かった」と手倉森誠監督。J1で新たな歴史を刻もうと羽ばたき始めた「黄金戦士」にホームのユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)や市内の大型スクリーンで観戦した約3900人が大歓声を送った。

 仙台市青葉区の壱弐参(いろは)横丁での中央市場商業協同組合主催のパブリックビューイング(PV)には、因縁の対戦となった開幕戦を見届けようと、約100人のサポーターが集結。「骨のある試合をしてほしい」と、壱弐参横丁の和風料理店「すけぞう」がサポーターにあら汁を振る舞った。
 試合開始直後に先制したのは仙台。前半1分、右サイドをドリブルしてきたFW中島裕希のパスに、ゴール前のMF梁勇基が右足で合わせてゴールを決めた。梁は北朝鮮の代表合宿に参加したためチームとの調整の遅れが懸念されていたが、周囲の心配を吹き飛ばすように鮮やかな先制点を決めた。
 壱弐参横丁のサポーターは実は、仙台の先制をラジオの実況中継で知った。機器のトラブルで映像が流れていなかったためだ。「仙台、先制ゴール!」と、ラジオのアナウンサーが絶叫すると、歓声と拍手が沸き起こり、サポーターは「(得点の瞬間を)見たかった」と笑いながら口々にこぼした。
 PVの映像は前半30分ごろから流れ始めた。前半終了後、会場で試合を解説する山路嘉人育成部長が「ベガルタのペースで進んでいる。立ち上がり10分は大切。勢いを継続して、もう1点狙ってほしい」と期待した。
 仙台は後半、磐田の猛攻を粘り強く防ぐ。磐田はゴール前に積極的にボールを入れるが、GK林卓人やDFエリゼウら守備陣が好セーブを連発。山路育成部長は「ここは耐えるしかない」と力を込める。PV会場にはその度にサポーターの安堵(あんど)のため息が漏れた。
 そして、試合終了のホイッスル。サポーターは両手を上げて喜び、会場は歓声と拍手に包まれた。
 試合後、手倉森監督は「しんどいゲームだった。だが、スピードに慣れてくれば、仙台は成長して戦い抜ける力を身につけることができる」とコメントした。
 PVで観戦した仙台市青葉区の高守由夫さん(63)は「出足が素晴らしかった。ホーム開幕戦には必ずスタジアムに行く。3連勝くらいしてほしい」と興奮気味に話した。
 次節は13日、大宮アルディージャとホームのユアスタ仙台で対戦する。



[毎日新聞ニュース]より



 昇格後の開幕戦ですから、選手もサポーターも落ち着かない試合だったことでしょう。昇格チームはなかなか戦力的に恵まれない部分がありますから、最初の試合で勝つことができたというのはお見事でした。このまま連勝といきたいところですね。
  


Posted by soss at 13:42