2010年04月29日

新幹線運転士:JR東日本で初の女性

 JR東日本で初の女性新幹線運転士が今月から東北新幹線で単独乗務を始め、27日に仙台駅で午前11時26分仙台発東京行き「はやて・こまち」10号に乗り込む姿が報道陣にお披露目された。
 この運転士は福島県南相馬市出身の酒井幸江(ゆきえ)さん(29)。JR東日本によると、01年4月に入社し、車掌や在来線の運転士などを経験した。09年10月から仙台新幹線運輸区で「運転見習」となり、今年3月23日に新幹線の運転免許を取得。4月9日から東京-八戸間で単独乗務を始め、同社に約400人いる男性の新幹線運転士とともに安全運行を担う。
 27日の出発前、ホームで取材に応じた酒井さんは、初乗務について「研修で習ったことを確実に実行していこうという思いで、あっという間に過ぎた」と振り返った。乗務中は「乗客に快適な時間を提供できるように安全運転を心がけている」という。運転席から季節の移ろいを感じているといい、「桜の時期は、東京から八戸までの桜前線の北上とともに、『ここが咲いたな』『ここはまだつぼみだな』と景色を見ながら運転しています」と笑顔を見せた。
 また、東北新幹線の新青森延伸については「導入される新型車両(E5系)を運転するのをどきどきしながら待っています」と述べた後、滑らかに新幹線を発車させた。



[毎日新聞ニュース]より


 新幹線だからと言って特別な技術が必要な訳でもないでしょうし、今までは女性がいろいろと差別されてきたのかと思ってしまいます。男女雇用機会均等法が施行されて年月も経ていますが・・・。



Posted by soss at 08:51

削除
新幹線運転士:JR東日本で初の女性