2010年06月21日

新品種ミニトマト「プチぷよ」

 宮城県美里町の渡辺採種場(渡辺穎悦社長)は、開発したミニトマト「松島交配プチぷよ」について、一般農家の栽培拡大に乗り出す。果皮が薄く、サクランボのような食感が特徴で、渡辺社長(75)は「食事の介護が必要な高齢者にも食べていただきたい」と福祉分野の需要に期待している。

 プチぷよは2008年に品種登録し協力農家に苗木を提供してきた。今年5月には一般農家向けに栽培講習会を開いた。
 同社によると、果肉が柔らかく、糖度も高い。ミニトマトの欠点とされる、食べた時に感じる皮の抵抗が少ない。一方で裂果しにくく、完熟に近い状態で出荷できる。
 果皮が薄いことから日持ちはせず、長距離輸送には向かない。病害に対する抵抗力は弱い。同社は「栽培は容易ではない。品種の特性をきちんとマスターしてほしい」と農家に呼び掛ける。
 試験的に栽培している大崎市の農業高橋広さん(62)は「全く新しい食感のトマトだ。産直所で毎日買っていくリピーターもいる」と期待する。
 渡辺社長は「物を飲み込む機能に障害のある方など『健康弱者』が食べられる野菜として、生産環境を整えていきたい」と話している。



[河北新報ニュース]より


 プチトマトはかわいらしくて、お弁当などの付け合わせに最高の彩りを添えてくれますね。確かに皮は固めで、傷みにくいと思いますが、食感は皮の固さが口の中に残るのが欠点かもしれません。品質の改良でヒット商品になるかもしれませんね。


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Posted by soss at 11:49

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